ザンビア心臓手術技術移転について

「ザンビアの命を救いたい」

 ザンビアにはこれまで心臓外科手術ができる現地医師がいなかったために、他国では救える心臓疾患患者の命がザンビアでは救えないという状況が続いてきました。

 TICOは、ザンビア大学教育病院 (UTH) 院長より「心臓外科手術ができるザンビア人専門家を育成してほしい」という要請を受けて、2017年9月より継続的な指導を開始。ザンビアとして初となる、ザンビア人医師によるザンビア人患者に対する心臓血管外科手術を実現してきました。

心臓外科手術ができるザンビア人専門家の育成

  2017年9月以降、毎年2〜3回出張ベースで専門家(医師、看護師、臨床工学技士等)を日本より派遣(各2〜3週間程度)、今までに計12回の渡航を行い、ザンビア人の専門家を育成しつつ43症例の手術に立ち会ってきています。

TICOとザンビア保健省の間で覚書を締結

 2022年の第8回渡航より場所を国立心臓病院に変え、さらに2022年11 月には国立心臓病院を管轄するザンビア保健省とTICOの間で協力関係に関する覚書(MOU)も締結され、継続的な支援活動が行われています。ザンビアとしてはこれらの活動を通じて自国民の治療のみならず、将来的には南部アフリカの医療にも貢献することを目指しています。

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