2013年 地球人カレッジ

2013.1.26 ミャンマーよもやま話
〜Healthy Villageプロジェクトの取り組みや、 昨今のミャンマーの様子など〜
報告者:竹久 佳恵さん(AMDA-MINDS 海外事業部 プログラムマネージャー)
内容昨今の民主化の加速に伴い、「アジア最後のフ ロンティア」として世界中から大きな期待がよられているミャンマー。
AMDAグループはこのミャンマーで、1995年から保健医療を軸足とした様々な 社会開発プロジェクトを展開しています。その中から「Healthy Villageプロジェクトを紹介します。
このプロジェクトでは、村の人々が自身で 「理想とする健康な村(Healthy Village)」の概念を決め、その実現に向けた計画を策定し、必要な資源を動員しながら計画を実行し、その過程をモニタリング評価する一連の過程を応援しています。
村人たちの奮闘、成功、ときどき挫折と、昨今のミャンマーの様子(民主化の加速で変わったこと、変わりつつあること、変わらなかったこと)をお伝えしたいと思います。
報告者履歴静岡大学卒、日本福祉大学大学院修了(開発 学修士) 地元岡山県で流通サービス業に従事後、世のバックパッカーブームにのってアジア地域を半年放浪。帰国後の2003年、地元にベースを置くAMDAグループに入団。べトナム、カン ボジア、ミャンマー駐在では400を超える村の開発プロジェクトに従事。ザンビア、ネパールでもプロジェクトのモニタリング評価を担当。社会開発専門。現在は、特定非営利 活動法人AMDA社会開発機構の海外事業部プログラムマネージャー。
日時2013年1月26日 19時~21時
開始5分前までにお越し下さい
場所さくら診療所デイケア室 (吉野川市山川町前川)
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2013.2.22 世界の炭人がゆく 〜意外な炭の使い方〜
報告者:渡辺 一弘さん(徳島炭市場 炭人)
内容サラリーマン時代ふとしたきっかけで炭焼きに携わるようになり、炭の素晴らしさ、奥深さ、温かさに心を奪われてしまいました。古き良き炭文化の継承と、かつて無かった炭製品の開発を志しながら、炭の普及に務めています。
・インスタントコーヒーが何でこんなに変わる?
・インドネシアで起きた腹痛 ~炭人が対応した方法とは?~
・炭と木酢液が問題解決のサポートをしてくれると信じている訳
自分の立場や利を置いて「忍術を体得するような 気持ち」で聞いていただければと思っています。
報告者履歴1971年、徳島市生まれ。亜細亜大学卒業。2004年炭焼き職人との出会いが人生を大きく変える。2009年5月徳島炭市場を徳島市中央卸売市場内にオープン。
日時2013年2月22日 19時~21時
開始5分前までにお越し下さい
場所さくら診療所デイケア室 (吉野川市山川町前川)
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2013.3.30 激動の時代をむかえて地球市民として生きる
~Think Globally, Act Locally*の再考~ *地球規模で考え、地域で行動する
報告者:吉田 修 TICO代表理事/さくら診療所理事長/市民がつくるエネルギー代表
内容TICOは今年の11月23日で創立20周年を迎えます。そこで、プレイベントと題しTICO代表理事の吉田修を講師に迎え地球人カレッジを開催いたします。
医師だけにとどまらず自称兼業農家を名乗り、幾つもの顔を持つ吉田の真髄に迫ります。また、現在に至るまでの激動の半生やザンビアについての近況も合わせてお届けいたします。
報告者履歴1958年生まれ、外科医。1989年 JOCV(青年海外協力隊)としてマラウイに派遣される。帰国後、AMDA(アジア医師連絡協議 会)に参加し、レバノン空爆後、イラン地震、 モザンビーク帰還難民支援、ルワンダ内戦など の救援活動を行う。現在は、徳島県吉野川市でさくら診療所の院長として地域医療を実践しながら、NPO法人TICOの代表理事及び市民がつくるエネルギーの代表としても活動している。目 標は持続可能な循環型社会。
日時2013年3月30日 19時~21時
開始5分前までにお越し下さい
場所さくら診療所デイケア室 (吉野川市山川町前川)
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2013.5.10 アフリカで20年・子どもたちと共に
報告者:松下 照美さん (モヨ・チルドレンセンター主宰)
内容気が付けば、縁あって初めてアフリカに一歩を踏み入れて以来今年の7月で早や 20年が過ぎます。その間に出会った心に残る多くの子どもたち、そして今共に 歩む子どもたちとの20年の一端をお伝えしたいと思います。
報告者履歴1945年徳島県生まれ。 67年玉川大学文学部芸術学科(油絵専攻)卒業。 反核・平和活動を経て、陶芸家として徳島県神山町に移住する。 94年ウガンダの元ストリートチルドレンの施設で ボランティアを経験し、96年ウガンダからケニア へ移住、NGO設立準備を始める。 99年国際NGO「モヨ・ホーム」設立、2000年ティカにてストリートチルドレン及び孤児の支援活動を開始する。01年「モヨ・チルドレン・センター」に改名し、 こどもたちのケアや施設建設、学費や給食支援などに取り組んでいる。
団体は映画「チョコラ!」の舞台にもなっている。
日時2013年5月10日 19時~21時
開始5分前までにお越し下さい
場所さくら診療所デイケア室 (吉野川市山川町前川)
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2013.6.11 コーヒーから考えるナマケモノ流国際協力
宇野 真介さん(環境=文化NGOナマケモノ倶楽部理事・法政大学兼任講師)
内容ナマケモノのように「スロー」であることが モットーのナマケモノ倶楽部では、活動の一環と して森林農法で栽培されたコーヒーをフェアト レードで扱っています。生産者の生活改善を目指 すフェアトレードの必要性と生物多様性の維持機 能が注目されている森林農法についてお話した上 で、「スロー」という観点から国際協力のあり方 について考えてみたいと思います。
報告者履歴環境=文化NGOナマケモノ倶楽部理事・法政大学兼 任講師 1972年東京生まれ。高校時代をペルーで過ご し開発のあり方に関心を抱く。 1995年米国グリネル大学卒業後、ミシガン大 学自然資源・環境学校に進学。ニカラグア、メキシコで農地における生物多様性の保全に関する研究 に従事し2007年博士号取得。 2008年帰国時より環境=文化NGOナマケモノ倶 楽部に参加。また、同年より法政大学にて環境関 連の講義を担当。
日時2013年6月11日 19時~21時
開始5分前までにお越し下さい
場所さくら診療所デイケア室 (吉野川市山川町前川)
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2013.7.27 住民とともに「土のう」で道を直す
〜自分たちの使う道は自分達で直せるという意識を広げたい!〜
木村 亮さん(NPO法人道普請人理事長・京都大学教授)
内容「雨季に村の農道が泥々になって、せっかく作った農作物を市場に運ぶことができず、現金収入が得られないので、子供を学校に行かせることができない。」発展途上国でよく聞く話です。
「土のう」を使った道直しは、「どのようにしたら機械を使わずに、住民が自らの力で道直しが出来るのか」という問題意識に基づいて編み出された手法です。いかに簡単な技術を用いて、住民の問題を住民自身で解決できるかが、貧困削減への鍵と考えています。道直しの考え方と今後の展開を具体例を交え説明したいと思います。
報告者履歴1960年京都市生まれ。京都大学大学院 工学研究科 土木工学専攻修了。京都大学博士(工学)。1985年から京都大学で、構造物の基礎やトンネル の力学挙動の解明や、新しい建設材料・工法の開発に携わる。アフリカに60回通い、年間の1/3は海外で活動する。現在、京都大学大学院 工学研究科社会基盤工学専攻 教授、NPO法人 道普請人(みちぶしんびと)理事長。
日時2013年7月27日 19時~21時
開始5分前までにお越し下さい
場所さくら診療所デイケア室 (吉野川市山川町前川)
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2013.8.23 徳島新記者が捉えた「ア フ リ カ の 今 」 
〜ザンビアの国際協力の取材現場から〜
藤長 英之さん (徳島新聞社 記者) 中川 朋子さん (JICA四国支部 徳島デスク 国際協力推進員)
内容アフリカの地を初めて踏んだ徳島新聞社藤長記者。ボツワナ、ザンビア、エジプトの3か国をめぐって、日本政府や徳島県人による国際協力現場を取材。ザンビアではTICOザンビア事務所スタッフのコーディネートのもと、庶民の足であるバスでの移動や、村でのホームスティなど内容の濃い体験を連日行う。
今回は本取材を通して藤長記者が体感したアフリカの姿をお伝えします。
また、取材に同行した中川推進員によるアフリカ 食生活編も乞うご期待!
報告者履歴*藤長英之 1973年、美馬市脇町生まれ。岡山大学法学部卒。 1996年、徳島新聞社入社し、記者歴17年。文化 部、地方部脇町支局、社会部、地方部阿南支局を経 て、現在は社会部記者として主に社会保障や文化関 係の記事を担当。
*中川朋子
民間企業勤務を経て、青年海外協力隊(派遣国:マ ラウイ)に参加。2011年3月から現職。前職はJICA スリランカ事務所、企画調査員(ボランティア)。 週末は徳島県木頭村で農作業をし、家庭内食料自給
日時2013年8月23日 19時~21時
開始5分前までにお越し下さい
場所さくら診療所デイケア室 (吉野川市山川町前川)
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2013.9.21 いま、ふくしまで始まっている新しい未来 
鎌田 千瑛美さん (一般社団法人ふくしま連携復興センター 理事) 戸田 光司さん (一般社団法人みんな未来センター 代表理事)
内容東日本大震災から約2年半、ふくしまとどのように関わり、どのように感じているか、そして、いま、ふくしまで生まれている新しい未来について、生の声をお届けしたいと思います。
また、「ふくしまから学ぶこと」「これからのお互いのつながりかた」などについて、みなさまとお話しできればと思っています。
報告者履歴*鎌田千瑛美1985年福島県南相馬市生 れ。2011年3月、東京のIT企 業を退職し、フリーランス で復興支援に従事。同年11 月に福島女子によるコミュ ニティ団体「peach heart」 を立ち上げ、共同代表とな る。12年1月に福島県にU ターンし、一般社団法人ふ
くしま連携復興センターに勤務。同年7月より、理 事兼事務局長 に就任。そのほかに、個人活動として 「せんきょcampふくしま」及び「ふくしまキュン キュン大學」に携わる。
*戸田光司
1971年埼玉県生れ。東日本 大震災の後、ボランティアと して南相馬へ。コミュニティ スペース管理などと共に「南 相馬ダイアログフェス」、市 民プロジェクト「みんな共和 国」で中心の一人に。2012 年5月には責任者として「み んな未来センター」を同市に
開設した。その後脳梗塞で倒れたが、今年7月より 再び南相馬の活動に復帰。現在は、一般社団法人み んな未来センター 代表理事(福島県南相馬市)。
日時2013年9月23日 19時~21時
場所さくら診療所デイケア室 (吉野川市山川町前川)
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2013.10.5 ザンビア妊産婦保健プロジェクト活動終了報告~地域のお母さんを地域のみんなで守るーナースと ボランティアグループの挑戦~
田村 幸根 (TICOザンビア事務所 保健医療専門家)  アイビーチヨタ・ムクンバさん (ザンビア共和国モンボシ診療所看護師/助産師)
内容ザンビアでは、1日に1名の女性が妊娠や出産が原 因で亡くなっています。助産師など資格を持った人の介助なしに自宅で出産する人が今も多く見受けられ、緊急時に適切な対応ができず妊婦さんが出産中に命を落としてしまうこともあります。
このような現状の中、JICA(国際協力機構)から委託を受け2010年よりチボンボ郡モンボシ地域で実施してきた「地域住民が支える安全な妊娠/出産支援事業」ですが、このたび2013年9月をもって終了いたします。
プロジェクト開始から3年。モンボシ地域での安全な 妊娠/出産を取り巻く課題に対し地域のナースやボラ ンティアグループがどのように取り組んできたのか、どのような変化を地域にもたらしているのか。
日本での母子保健研修のためモンボシ診療所から来日しているアイビー看護師と共に、活動の終了報告をさせていただきます。
報告者履歴*1983年、三重県桑名市生まれ。 愛知県立大学看護学部を2007年卒業。都内病院にて 看護師を経て、東京都の離島にて保健師として勤 務。 長崎大学熱帯医学研究所研修課程修了後、2012年7 月よりザンビアにてTICO保健医療専門家として妊産 婦保健プロジェクトに携わる。
*アイビーチヨタ・ムクンバ1965年7月11日生まれ。ザンビア共和国南部州マザ ブカ郡ハンパンデ村で生まれる。チカンカタ高校卒業後、看護学校を1992年 に卒業し看護師、2004年に助産師研修を受講し助産師となる。 2009年より中央州チサンバ郡モンボシ診療所へ看護 師/助産師兼診療所責任者として配属され、現在に至る。看護師経験20年以上のベテラン看護師
日時2013年10月5日 19時~21時
場所さくらcafe (吉野川市山川町前川)
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2013.10.26 TICO設立20周年記念イベント  
絵とマンガとロールプレイを通して地域開発、支援・援助、国際協力を考える!
池住 義憲さん (立教大学大学院教授・日本イラク医療支援ネットワーク理事)
内容TICO設立20周年記念イベントとして、長らくNGOに携わっている池住義憲さんをお招きし、ワークショップを通じて国際協力について考えます。
なお、当事業はとくしま県民活動プラザと共催で「NPOパワーアップ事業」として実施いたします。
報告者履歴1944年東京生まれ。大卒後、東京YMCA、アジア保健研修所(AHI)、国際民衆保健協議会(IPHC)など計35年のNGO活動を経て、現在は立教大学大学院教授。そのほかに、南山大学、愛知県立大学大学院、名古屋学院大学などの講師も勤める。元・自衛隊イラク派兵差止訴訟の会代表。
日本イラク医療支援ネットワーク(JIM-NET)理事、ほか。
愛知県日進市在住。
日時2013年10月26日 19時~21時
場所さくら診療所デイケア室 (吉野川市山川町前川)
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2013.11.30 「イラク戦争から10年。友と歩み考えたこと」~東日本大震災とアラブ騒乱をこえて~
相沢 恭行さん (イラク支援・文化交流の会「PEACE ON(ピースオン)」主宰)
内容10年前のイラク戦争「人間の盾」での経験から、その後のPEACE ONの支援・文化交流活動で知ったイラクの人々の普段の生活、文化、芸術などを紹介するとともに、イラクの友人たちとの10年間の交流を通して戦争と平和について考えたこと、また、東日本大震災で消えたふるさとを目の当たりにして、初めてイラクの友の痛みがわかり、イラクからの励ましの言葉に救われたことなどについてお話したいと思います。
そして最新の活動報告として、2013年9月にイラク・ヨルダンを訪れシリア難民と交流してきたことをお伝えし、日本の私たちが世界の友と、どのようにしてこの困難な時代を支えあって生きていけばいいかを考えたいと思います。
報告者履歴イラク支援・文化交流の会「PEACE ON(ピースオン)」主宰。宮城県気仙沼市出身。1971年生まれ。96年まで東京で音楽活動。その後アイルランド留学を通じて国際交流に目覚める。2003年2月「イラク国際市民調査団」、3~4月イラク戦争の最中「人間の盾」に参加。同年10月PEACE ON設立。障がい児への通学バス支援や文化交流活動を始める。国内活動は各地講演会、イラク現代アート展、イラク美術家招聘事業など。現在は京都市在住。共著『いま問いなおす「自己責任論」』(新曜社)
共著『「戦争への想像力」いのちを語りつぐ若者たち』(新日本出版社)
日時2013年11月30日 19時~21時
場所さくらcafe (吉野川市山川町前川)
2013.12.28 「ザンビアに行くことになったお父さんが考えたこと」
杉本 尊史 (さくら診療所医師/TICO保健医療専門家)
内容今年の4月からさくら診療所の医師として、またTICOの保健医療専門家として従事している杉本医師からの報告です。
日時2013年12月28日 19時~21時
場所さくらcafe (吉野川市山川町前川)
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