小規模農村開発ローン 個別事業紹介

ザンビアの村おこしにあなたも投資してみませんか?
 チペンビ小規模農村開発ローンは、WAHEプロジェクト(干ばつに強い村作り)の中の1部門です。今までの援助形態とはちょっと違う、新しいタイプの援助です。

小規模農村開発ローンとは?

サポート支援事業No.17

グロッサリー
対象グループ名:シカ

 チペンビから隣の地域カラングワにつながる幹線道路沿いで活動するシカグループ。チペンビから7㎞、カラングワから11㎞という距離に位置します。
「一人ひとり個人でできることは少なく小さいけれどもお互い助け合い力を合わせれば何かできる。」と考えてグループを発足。共同菜園で野菜や作物を栽培しました。

シカのメンバー(店の前で)

 その売り上げやグループ会費を使って、塩・砂糖やサンダルなどを売り始めました。少しずつ扱う商品数は増えています。店はアイロンシートもあり、壁もコンクリートで固められているという立派なもの。雨期中の心配もありません。

グループのデータ
会員数: 10名(女性7名、男性3名)
申請予算: 約42、000円
将来の希望: 店の拡大、養豚、養鶏

お店の外観

 政府がメイズの買い取りを始めるこの時期は、ビジネスシーズンです。グループ員は日頃から思っていました。「村の中にある店はどの店も規模が小さく、扱っている商品は石けん・油・塩など同じものばかり。もっと種類豊富にいろいろなものが地元で手に入るようになれば、バスに乗って買い物に行く必要も無いのに。」そこで、ローンの申請を決めました。

 グループの規制も作成しています。その中で大切なポイントは、「孤児の支援」「利益が出たら、平等に分配すること。」そのために店番も順番に平等に交替で行います。

 シカ(shika)の意味は、地元レンジェ語で「歓迎。よく来たね。」笑顔いっぱいでお客さんを迎えます。
「グループ活動の活発化は地域の発展・貧困削減へとつながる、と信じて活動しているのよ。」とリーダーのラブネス・カシェタ(写真右側の女性)さんは語ってくれました。

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