小規模農村開発ローン 個別事業紹介

ザンビアの村おこしにあなたも投資してみませんか?
 チペンビ小規模農村開発ローンは、WAHEプロジェクト(干ばつに強い村作り)の中の1部門です。今までの援助形態とはちょっと違う、新しいタイプの援助です。

小規模農村開発ローンとは?

サポート支援事業No.14

養鶏事業
対象グループ名:チロンダ

 チロンダグループの拠点は、チペンビ周辺から6km離れた、チコンコト村にあります。
 2005年、養鶏をグループ活動として始めました。養鶏のビジネス自体はうまくいったそうです。が、利益を孤児の支援に使用し、残りを分配金としてグループ員に渡すと、養鶏を続けていくだけの資金が足りなくなってしまったそうです。

 現在、3歳~18歳の孤児の支援をしているということ。一番大きい子は11年生で、あと1年行けば、ここザンビアでは教育を完全にちゃんと受けた、と言えます。ならば、ぜひ支援を続けたい!→そのためには資金が必要→どうやって稼ぐ?→すでに知識・経験がある養鶏にしよう→養鶏を始める資金は?-TICOがやっているローンがある!と、今回の申請に至りました。

グループのデータ
会員数:14名
今年の予算:約38,000円
過去の活動:養鶏・店の経営、メイズ・大豆の栽培
将来の希望:傾斜新築・鶏卵事業への拡大

グループマネージャのムボファナさん

 孤児の支援だけじゃなくて、井戸を掘って水を確保できるようにしたり、地域全体がよくなっていけるような活動をしたい。

 グループには新しいメンバーも4名加わり、やる気満々。グループ員同士も教えあい、協力し合って、共に前進していこうと思っているそうです。
 また、ライフスキルとして農業や養鶏を教えようと、支援をしている子どもたちに、鶏の世話や農作業に加わってもらっているそうです。実務を通して、必要な知識や技術を学んでもらうために。ただ与える・与えられるだけではなく、生きていくための術を教える、学ぶ。とても重要なことだと思います。今後もぜひ、続けていってもらいたいものです。

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