【カンボジア事業
最終派遣】
テキストの仕上がりを印刷屋で待って、出来立てホヤホヤを前事業地で、当事業でも研修視察受け入れをしてくれたスバイリエン州のインストラクターに寄贈しました。
こんなにギリギリになったのは、保健省の認可を受けた証のロゴを入れるためと、保健大臣の序文を最初のページに入れるため。これがあると全国でテキストとして活用してもらえます。
研修などで活用してもらえたら嬉しいです。


取りに来てくれたのは、スバイリエン州のベトナムとの国境に近いロミエハイ病院のチャンティア医師。事業をしていた頃は道が悪くてスバイリエン市中心部まで2時間ちょっとかかったり、雨が降ると帰れなくなったり… 僻地のイメージでしたが、道もだいぶ良くなったそうで、1時間くらいでスバイリエン市内まで移動できるみたいです。
この病院で手術ができるように現在改装中で、手術ができる医師としてチャンティア医師が現在プノンペンの国立病院で研修を受けているそうです。保健省が手術室の整備や麻酔の装置の設置もしてくれると聞きました。僻地だからこそ重要なロミエハイの整備にカンボジア政府が動くとは… カンボジアの医療を取り巻く環境も大きく変わったと痛感した話です。

