サポート支援事業 No.3

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チペンビ小規模農村開発ローンは、WAHEプロジェクト(干ばつに強い村作り)の中の1部門です。今までの援助形態とはちょっと違う、新しいタイプの援助です。小規模農村開発ローンとは?
セェセェ村の自治会長を務めているビーザー・ンジョブさんは10年前に政府の畜産普及員として、ここチペンビ地区にやってきました。
3年前に猛威を振るった、家畜ー特に牛ーを襲ったコリド病に部下達と一緒になって戦ったそうです。そのような経歴をもつ彼は現在、政府の畜産普及員であると同時に我々TICOの重要な協力者として、薬浴槽を使った牛の害病予防プロジェクトの指導員をしています。
そんなンジョブさんから自分が所属しているグループ『セェセェ村自治会』でTICOの村おこしプログラムへ参加したいという申し出があったのです。
セェセェ村はこの村の中心地・チペンビ農業学校の近くにあり、また主要幹線道路(未舗装)のすぐ脇の村なので、人通りは少なくない村です。しかし、このような立地の良いセェセェ村にも1つの大きな問題があります。
セェセェ村の村人たち
グループのデータ
会員数:34名(委員会メンバー。女性18名、男性16名)
今年の予算:約36000円
過去の活動:山羊の飼育、小規模菜園
将来やりたい事:淡水魚の養殖、ハウスレンタル
壊れて動かないポンプ
代表のビーザー・ンジョブさん今は毎日使う水も農場学校まで汲みに行っているんだ。ここで水が汲めたら女性達の仕事は楽になるし、淡水魚の養殖もできるかもしれない。そのチャンスをくれたら嬉しいよ。
それは井戸がないことです。
正確には井戸はあるのですが、それを汲み取るためのポンプがないため、その井戸から水を得ることができないのです。
ンジョブさんはセェセェ村に井戸があることの効果を次のように言っています。
セェセェ村自治会はこのような事業を行うために手押しポンプが必要なのです。