TICOとは

ABOUT TICO

Tokushima International COoperation – TICO

TICOは、ザンビアやカンボジアを中心に医療・農村開発、教育支援などの国際協力活動を行っている NGOです。

徳島県の医師たちを中心に構成されており、技術や知識の移植に積極的に取り組んでいます。

※これまでの活動や成果の詳細はこちらからご覧いただけます。

TICOの理念

TICOは地域と地域のつながりを重視し、地球規模で問題を考え、行動していこうと考えています。発展途上国の貧困に起因する保健医療・教育・農業・環境など様々な問題に関わりつつ、同時に発展途上国の問題にどのように先進国が関わっているのか常に意識して活動を行っています。

日本国内ではこの理念のもと、TICOの経験・活動を共有する「地球人カレッジ」を毎月開くとともに、独自の教材を開発し、学校や職場で講演をしたりするなど、「国際理解教育/地球市民教育」に取り組んでいます。

TICOの活動

ザンビアの農村部では医療機関が十分に整備されていないため、保健医療へのアクセスが容易ではありません。また、カンボジアでは救急システム制度が不十分で、「救急車」が何なのか知らない人も数多くいます。
TICOは、そのような状況を改善するために、救急車や無線網配備の支援や、救急隊員の養成を行いました。現在では、ザンビア人スタッフによって自立運営できる組織にまでなり、救急救助活動も板につき、住民にも受け入れられてきています。

2002年にザンビアを襲った大規模な干ばつにより、住民は飢餓に苦しみ、来年まくために取っておかねばならない、トウモロコシの種まで食べ尽くしてしまいました。以来TICOは、チペンビ農業短期大学と連携し干ばつに強い村づくりを支援しています。
また、TICOは農村地域の教育現場の改善を目指し、学校設備が不足しているコミュニティースクールのハード面での支援も行っています。

TICOが長年取り組んでいる活動の一つがザンビア心臓血管外科技術移転事業です。ザンビア国立心臓病院と協力し、ザンビア人医師たちの指導や補助、実際の手術の執刀など、ザンビアと信頼関係を築いてきたTICOだからこそできる支援を行っています。